パニック障害の治療には良い病院とよい医師が必要です

パニック障害の専門医

 

パニック障害の患者さんは、発症した当初は、発作による動悸、息苦しさ、胸の痛みなど身体症状があるため、体の病気を疑って内科などを受診するケースが90%近くにのぼるという報告があります。

 

米国では、パニック障害の患者さんの70%が、診断確定までに平均10カ所の医療機関を訪れていると報告されています。

 

日本でも、身体症状が中心で、回避行動などがともなわない患者さんは、精神科への受診が遅れがちです。

 

しかし、どのような病気もそうですが、パニック障害も、早く診断を確定し、早く治療をはじめた人ほど経過もよく、回復も早いのです。

 

一方、適切な診断がされず治療が遅くなるほど、パニック障害は慢性化していきます。

 

広場恐怖症うつ病などを併発して治療がむずかしくなり、何年も(ときには数十年も)不快な症状に悩まされてしまうこともあります。

 

専門の精神科医を受診し、正しい診断を受けることは、治療の第一歩といえるほど大切なことです。

 

しかし日本では、パニック障害に詳しい医師がまだまだ少ないというのか実態です。

 

医療機関や医師の情報は、インターネットなどでも見られますが、保健所や各都道府県の精神保健福祉センターは、地域の精神医療情報をもっともよく把握しているところですので、相談してみましょう。

 

なお、心の病気全般を扱っているのは、「精神科」です。下記の探すポイントを参考にしてください。

 

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よい医療機関・医師を探すポイント

 

医師を探すポイント

正しい判断をしてくれる

当然なことですが、パニック障害|こ精通していて、知識や臨床経験が豊富な医師にきちんと診断してもらうことが何よりも大切です。

 

心と体をトータルにみてくれる

パニック障害は、心と体が互いに深く関わり合う病気です。

 

心のトラブルで体が不調になったり、体の異常から心に変調が起こる場合もあります。

 

パニック障害を理解している医師なら、患者さんの精神的な悩みに耳を傾けると同時に、必要な場合は身体的な診察や検査をしてチェックし、心身両面からケアをしてくれます。

 

薬をこまめに調整してくれる

治療は、その人|こ合った薬を見つけることからはじまります。

 

ただし、薬が効いたとしても、よい状態が維持できるとは限りません。

 

症状のぶり返し、副作用、ほかの病気の併発など、医師はさまざまな変化をとらえる必要がありますが、中でも副作用への状態にあわせてこまめに種類や量を調整してくれる医師が理想的です。

 

会話を重ねられる

パニック障害では、患者さんと医師とのコミュニケーションは、治療の重要なポイントです。

 

パニック障害は日常生活に支障が出る病気なので、仕事のことや家族のことなど、話し合うち|こ症状を改善させるヒントが見つかることもあります。

 

「互いに通い合うものがある」「信頼感が持てる」といったことは、医師選びの決め手となるポイントです。

 

医師と患者さんの間でも「相性」が大切です。

 

 

医療機関を探すポイント

受診は精神科・神経科・精神神経科

精神科医が診療しているのは、精神科、神経科、精神神経科、心療内科、メンタルヘルス科などですが、パニック障害の疑いがある場合は、「精神科」「神経科」「精神神経科」を受診します。

 

精紳科病院に抵抗がある合には、メンタルクリニック(診療所)に行くのもよいでしょう。

 

なお、心療内科は、主に精神的な要因で起こる心身症(ぜんそく、胃潰瘍、、過呼吸症候群など)を扱うところですが、医療機関によっては不安症の病気に詳しい医師がいる場合もあります。

 

薬以外の治療も充実している

パニック障害は、薬物療法と精神療法の両面から治療していきますので、薬の処方だけでなく、「認知行動療法を行っている」「臨床心理士がいて力ウンセリングが充実している」といった点も、医療機関を選ぶ時の重要なポイントです。

 

通いやすい

広場恐怖症を併発すると、「一人では電車に乗れない」「人ごみの中を歩けない」などの症状があらわれます。

 

利用できる交通機関や周辺の環境など、本人にとって「通いやすい」かどうかにも留意しましょう。

 

届心地がよい

その病院やクリニックを訪れたとき、明るい印象を持てるかどかも大切です。

 

居心地がよく、明るい気持ちで受診できることは、心の病気を持つ人にとって大きなプラス要素です。


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