パニック障害で後ろ向きになった思考を前向きへと導きます

パニック障害とカウンセリング

 

パニック障害の治療は、現在は薬物療法が主流になっています。

 

しかし、薬では心の動きまで治すことはできません。

 

発汗がおさまっているのに次の発作をおそれたり、何でもないことを重大に感じて、不安になる…、パニック障害の人は、どうしてもこのような後ろ向きの思考になりがちですが、これを前向きのプラス思考へと導いていくのが「精神療法」です。

 

精神療法とは、言葉(会話)を介して患者さんの認知・情緒・行動に働きかけ治療していく方法で、パニック障害では、主に次のような精神療法が行われています。

 

 

心理教育

心理教育は、重要な簡神療法の一つです。

 

患者さんや家族が病気や治療への理解を深めるため、さまざまな知識を学びます。

 

いってみれば、患者さんや家族が治療に向かうための、「心の土台」をつくるものです。

 

なぜ家族にも心理教育が必要なのかといえば、治療には家族の協力が不可欠だからです。

 

たとえば家族が、患者さんの性格が弱いため発作が起こると思い込んでいるような場合、患者さんを責める雰囲気が家庭にあると、本人へのプレッシャーとなって、治療の効果は上がりません。

 

家族は、症状への対処法や、治療に適した環境づくりなど、患者さんといっしょに学びます。

 

心理教育は、治療をはじめるときに行いますが、その後もくり返し行います。

 

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カウンセリング

カウンセリングは精神療法のベースとなるもので、心理教育的な側面もあります。

 

医師、あるいは臨床心理士が、患者さんと対話しながら進めます。

 

カウンセラーは患者さんの思いを聞き、生活環境、考え方、行動などを洗い出しながら、病気につながる問題点を明らかにします。

 

それを解決するにはどうしたらよいか、患者さん自信が見つけられるように手助けします。

 

パニック障害についての医学的な知識を提供したり、不安な心理などを話し合い、患者さんが自分の病気と向き合えるようなアドバイスも行います。

 

 

認知行動療法

認知行動療法」では、病気にとってマイナスとなる認認知(ものの見方・考え方)のクセを、患者さん自身で直していけるように導きます。

 

「行動療法」は、認知療法と連動して、不安や恐怖が生まれやすい場所や状況に身をさらし(曝露し)、徐々に慣れていくことで不安が解消されるようにします。

 

薬と併用することで、広場恐怖症からの回復が期侍できます。

 

認知行動療法は、治療や再発防止に高い効果が認められています。
(詳しくは「パニック障害の認知療法と行動療法とはどのような治療法でしょうか」にて解説しています)

 

 

自律訓練法

自律訓練法は、体の緊張をとくことで心をリラックスさせる呼吸法で、ストレスへの批抗力をつけます。

 

曝露療法の前に行ったり、パニック発作の過呼吸症状の改改善や再発予防にも効果があります。

 


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